活動報告
富山県高校学校ロボット競技大会 1、2位 電子工作部
コロナウイルスが猛威を振るう本年、全国高等学校ロボット競技大会の中止が決定し、本年度の活動はどうなるのかと危惧していたところ、富山県ロボット競技大会実行委員会から、「生徒の活躍する場を与えてあげたい。」という思いから、富山県大会開催が決定したと連絡がありました。
今年の活動はロボット製作だけでなく、感染対策にも気を付けなければなりませんでした。活動中はなるべく密にならないよう放課後空いている教室を利用し、活動場所を分散させたり、マスク、フェイスシールドの着用や、使用後の工具の消毒を徹底させるなど、いつもは必要のない負荷がかかり、製作は難航しました。
夏休み中には試作機完成の予定が、どんどん計画は遅延し、ようやく動き始めたのが10月初旬。そこから1か月、改良に改良を重ね、何とか3チームとも、3分間で目標の得点を出すことができるようになりました。
11月15日富山県立富山工業高等学校で行われた第29回富山県ロボット競技大会。
感染対策のため、部員全員の入場ができず、半数は離れた本校での応援になりました。
しかし、約7km離れた場所からの応援が届いたのか、1回目の競技で3年生が中心のTREUチームが目標としていた910点を獲得し、首位に。2回目の競技ではらいでんしゃふとチームも目標を達成し、1位、2位を獲得することができました。
今年は全国につながらない県大会ですが、県内の強豪校を抑えて、上位2チームに入れたことは、来年度の活動への意欲を高めてくれる素晴らしい結果になりました。
次年度に向けて、気持ちを新たに活動を継続していきます。